発見の歴史と名称の意味

日本語の「水素」は「水の素」という意味の表現として使用されていますが、そもそも発見されたヨーロッパで水素は、水を生むという性質に着目され、水を生むものという表現で呼ばれています。
最初に命名されたフランスでは、水を生むものという意味の表現で呼ばれており、それに倣って日本語でも「水素」となりました。

仏語の 「hydrogène(イドロジェーヌ)」や、それを英語化した 「hydrogen(ハイドロジェン)」は、ギリシア語の 「ὕδωρ ヒュドール」(ラテン文字表記:hydôr、=「水」)と 「γεννενゲネン」(ラテン文字表記:gennen、=「生む」「作り出す」)を合わせた語で、水を生むものという意味の合成語である。独語でも 「Wasserstoff(ヴァッサーシュトーフ)」と言い、やはり水を生むものという意味である。

水素の性質

水素は、元素およびガス状分子の中で最も軽く、また宇宙で最も数が多く、珪素量を10の6乗とした際の比率は2.79×1010といわれています。
地球上では水や有機化合物の構成要素として存在しており、水素は食品添加物として認可されています。
この食品添加物は、厚生労働大臣が認めたものだけに限られています。
人の健康を害するおそれがないか厳しく検査された上で認可されるわけですが、実は認可された後も、一人当たりの摂取量など、継続的な調査が行われています。
継続調査が行われ、食品添加物として健康に害が無いことを厚生労働省が認めています。

生体内の水素

人間の体を構成している元素は全部で29種類あります。人体の大部分は水分。水素原子(H)がおよそ60.3%を占め、次いで酸素分子(O)が25%、炭素分子が10.5%、窒素分子(N)が2.4%とこの4種類の元素で98.9%を占めます。残り25種類の元素は全部あわせても1.1%と微量ですが、人体にとって必要不可欠なものです。
さらに生体内では水として存在する他、生体を構成するタンパク質、遺伝子のDNA、糖質、脂質に広く含まれています。