医療現場での臨床実験を含む水素研究の論文が、2016年まで発表された論文数は600を超えており、28の医学分野、135の具体的な疾患に対して行われています。
国立医療研究所では、水素による認知症予防や心肺停止患者への水素を使用した治療などが行われており、医療分野の新しいステージへと突入しています。

そして水素は身近な健康・美容アイテムに成長し、16年の水素商材の市場規模は300億円(健康産業新聞調べ)と言われるほど、数多くの商品が流通されています。
しかしながら、水素の測定方法には各メーカーにバラつきが多く、簡易的なポータブル溶存計やメチレンブルーなどの試薬で測定し、データを表示している業者も多いのが現状です。

当協会では、2016年12月より水素商材はもちろん、その他健康食品などの第三者検査機関への窓口として、安心・安全・こだわりを追求し、健康食品の市場成長にお役に立てられるような協会を目指しております。

測定項目

NAD+報告書 1時間あたり「NADH」に変換した水素量を測定しています。
NAD とはニコチンアミドアデニンジヌクレオチド (nicotinamide adenine dinucleotide) の略で生体中の殆ど全ての組織に存在し、生体内での酸化還元反応で水素伝達の役割を持ちます。これは酸化型で代謝の過程で水素が結びつき、還元型となりそれがNADHです。
これらが補酵素となり代謝において解糖系や電子伝達系で水素と電子の運び屋的な役割を持ち、アデノシン三リン酸(adenosine triphosphate)いわゆる体内エネルギー(ATP)産生に関与します。
NAD からNADH へ変わる際に水素「H」と2 つの電子「2e」が必要となり、NAD とNADH を測定することにより水素量を割り出す検査方法となります。
DPPH測定 DPPHラジカルという人工的に作られたラジカルに対する消去能を分光光度計で測定します。DPPHラジカルは溶媒に溶かすと紫色をしています。この溶液に抗酸化物質を含む抽出液を加えると,DPPHラジカルが消去され色が薄くなります。この色の吸光度を測定し抗酸化力を評価します。
水素イオン指数 pHとはpotential Hydrogenの略で水素イオン指数のことを言います。pHの値は0から14まであって、7が中性もしくは化学的中性点といい、7以下の数値になるほど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。
酸化還元電位 酸化還元電位(Oxidation Reduction Potential)とは酸化させる力(酸化体の活量)と還元させる力(還元体の活量)との差を電位差で表したものです。ORPの値がプラスであれば酸化力が強く、マイナスであれば還元力が強いということになります。つまり、ORP値がプラスなら酸化体が多くあり、マイナスなら還元体が多くあることになります。
過酸化物価 PVもしくはPOVと略す。油脂に含まれる過酸化物の量の指標で油脂の劣化の指標となる。ヨウ化カリウムと過酸化物を反応させてヨウ素とし,それを定量します。1kgの油脂中の活性酸素のミリモル数もしくはミリ当量で示します。
ORAC値 ORAC(Oxygen Radical Absorbance Capacity:活性酸素吸収能力)は、1992年に米国農務省(USDA)と国立老化研究所(National Institute on Aging) の研究者らにより開発された活性酸素吸収能力(=抗酸化力)を具体的に示す数値です。
抗酸化力が高いということは、老化の原因である活性酸素を抑えてくれるということ。つまりORAC値が高い食品を摂取することで、予防につながることを表しています。
マウス実験 老化促進モデルマウスの延命効果を測定。老過度、自発行動、学習試験ならびに、組織中の酸化カルボニルたんぱく質および血清中の総子レストロール、LDL、HDL、中性脂肪、血糖の数値を調べます。